これほどしびれる試合があったでしょうか・・・。結果は延長12回、1-0の銀メダルでした。最後の1球まで息の詰まるような展開でした。先発の岩田(明大)は緩急をつけたピッチングで10回1アウトまで0点に押さえるも、延長12回表ショート荒木(近大)のグラブをかすめるポテンヒットでアメリカに貴重な1点が入りました。試合終了後、河原井監督はチームの一人一人に握手をしてまわり、最後はベンチで声を上げて男泣きでした。監督・コーチ・選手・裏方スタッフの全てが泣けた試合でした。金メダルに届かなかったことは悔しいと思いますが、2年後の2010年第5回大会の目標にしてほしいです。もしかしたら日本開催の可能性もあります。
現地21日の韓国戦の前に、細山田(早大)の父・斗史郎さん(享年54)の訃報が選手に伝えられました。閉会式終了後、選手全員が集合しメダルを天に向けました。『斗史郎父ちゃんメダル獲ったぞ!』細山田の大きな声がチェコブルノ球場に響きました。次回も我々は必ず放送します。野球好きP。