男の始球式

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2日連続の所沢です。

自宅から約2時間かかります。
小旅行です。

旅行好き?

どちらかと言えば、移動好きです。


本日もライオンズクラシックです。粋なイベントです。ロッテ戦です。

始球式のセレモニーに、清原和博が登場です。

ものすごく?
大きくなってました。

顔も倍になってました。
倍なわけありません。

西武ドームの打席に入ったのは、昨年のオリックス戦以来です。
大歓声で迎えられました。

マウンドに上がったのは、渡辺智男です。
背番号21です。

往年の名勝負です。

新聞報道などでは、真剣勝負か!などと騒がれてました。

試合前、渡辺智男に確認すると、

『一球勝負です!』と言ってました。

その言葉通り、渾身のストレートを投げました。
清原も見事な空振りでした。

1985年のセンバツ準決勝で、二人は初めて対戦します。
伊野商 対 PL学園 です。

当時、高校史上最強軍団と言われたPL学園でした。
阪神にも勝つなんて言われてました。それは言いすぎです。

かたや、伊野商?って感じでした。
エースの渡辺智男は、黒ブチめがねをかけてました。

銀ブチではなく黒ブチです。

教育実習の先生みたいな風貌でした。
高校生なのに、見かけは理科の先生でした。

そんなことはありません。

人を見かけで判断してはいけません。
黒ブチも立派なめがねです。

全国の黒ブチめがね愛好家に怒られます。

渡辺智男は高知では有名でしたが、全国では無名でした。

誰もがPLの圧勝だと思っていました。

しかし!

黒ブチが剛速球です。
150km/hです。

人を見かけで判断してはいけません。

PLは完全にねじ伏せられました。
3-1で負けました。

清原は3三振でした。

後に渡辺智男は、ソウル五輪でも野茂、古田らと銀メダルを獲得します。
社会人を経て、清原と同じ西武に入団します。

プロでも豪腕でした。
肘の故障に泣きましたが、豪快な投手でした。


そんな二人も42歳です。
おっさんです。

でも今日は、おっさん二人が一瞬"男”に見えました。

そんな粋な"始球式"でした。


野球好きP。

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このページは、が2009年8月22日 17:48に書いたブログ記事です。

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