「ガンバレ日本プロ野球!?」の作り方

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某地上波局のスポーツ局新人奮闘記には負けません!

意味わからない宣言で始まったのこのブログ。
とりあえず、今日は「ガンバレ日本プロ野球!?」の作り方を書きます。
工程は以下の通り。

①収録日の決定(出演者交渉、お店決め)
②収録(撮影)
③キャプション起こし
④オフライン
⑤編集
⑥MA

①は野球好きPの聖域。僕ら下っ端には手出しが出来ません。
毎回電話一本であちらこちらに連絡をして、大物ゲストの出演依頼を取り付けます。
毎回そのラインナップを見ると驚愕します。鼻血ブーです。

②も基本的に手出しは出来ません。ディレクターの指示の元、百戦錬磨の技術陣が撮影を行います。
テープの準備や、台本の印刷なと下準備はもちろん僕ら下っ端の仕事です。
意外とさらっと撮影は終わります。爆笑トークがずーっと繰り広げられます。


そして③。僕ら下っ端の聖域です。撮影されたテープから会話の内容を文字に起こします。
これが意外と大変。収録は大体2時間なのですが、これを文字に起こすとなると倍近い時間がかかります。さすがに、一字一句逃さず・・・とまではいきませんが、その起こされた文章を見て、ディレクターの脳内編集が活発化されるくらいまでには仕上げなくてはなりません。「ここは『だな』じゃなくて、『だなぁ』だな」とか、「ここは『!!!!』4つくらいつけるか」など、意外とこだわりがあります。
ここが僕ら下っ端の活躍どころです。ブラインドタッチも高速化されています。

そんでもって④です。
ディレクターが収録されたテープから、使う映像を抜き出します。
この間はマックが恋人です。マクドナルドではありません。マッキントッシュです。
ガンバレ担当D NKGWさんは毎日マックの前にいます。
たぶん帰っています。たまに着替えももって現れます。
帰らなくても、次の日にはシャツが変わっています。マメです。

ここまできたらついに⑤編集です。
映像に効果をつけ、CGテロップをつけ、一つの番組に仕上げます。
このときの僕の役目はおかしの準備です。長時間です。
お菓子も必要です。

そして最後に⑥のMAになります。
音を調整し、西岡さんにナレーションをつけてもらい、音響さんに効果音をつけてもらいます。
このときもお菓子を用意しています。
いつもこだわりの3点をもっていきます。しかし、最高の評価を得られません。
MA担当の伊藤さんにお菓子の最高評価をもらうのが今シーズンの目標です。


まあ、いろいろ書きましたが様々な工程と最高のお菓子チョイスを経て、ガンバレ日本プロ野球は30分間の爆笑トーク番組へと仕上げられていき、みなさんのお茶の間に届けられています。


そんな感じです。

※写真は歴代ガンバレのキャプションの束。これを見ればピーの部分も全てまるわかり。

新人M 改め 宮澤”もっぱらガンバレ第7の男”たけし

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このページは、が2008年12月 4日 17:50に書いたブログ記事です。

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